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blannoir

読んだ本の備忘録。とても主観的なコメント付き。
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乳と卵
評価:
川上 未映子
文藝春秋
¥ 1,200
(2008-02-22)

姉とその娘が大阪からやってきた。三十九歳の姉は豊胸手術を目論んでいる。姪は言葉を発しない。そして三人の不可思議な夏の三日間が過ぎてゆく。第138回芥川賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)


一ヶ月も本を読まなかったのか…。たまにあるんですが何なのでしょうコレ。やらなくてはならない仕事だけして、後は何もかも放り出してただ眠いなぁ、とぼんやりしてしまう期間。

純文学とは相性が悪い、などと言ってしまう知識も教養もない私なので、芥川賞受賞作と聞いただけでもうすでに無理なのは分かっていたのですが、「えいやっ」と勇気を出して読んでみました。
やっぱり無理だった。
漱石はモヤモヤするし、太宰はしんどい。春樹は眠いし、ばななは食えない。もちろんこの乳と卵はケーキにならなかった。

「………んえー…?」という声が発するに一番正しいような気がする。乳と卵のような作品を面白いと言ってみたい。言える人になりたい。わかるような…わからないような…というモヤモヤをこのような作品を読むたびに毎回味わうのだけれど、これで正しいのでショウカ。それすらも分からない。


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